大阪市内から南へ電車で40分。大阪府南河内地域の富田林。大阪市内から約1時間とは思えない、豊かな自然が残る「里山」。
里山とは、昔の人々が暮らすために利用してきた山林と、その周辺の田畑・川等のこと。手つかずの自然と違い、適度に人の手が入った里山とその周辺は多様な環境を生み出し、生物多様性の豊かな特有のエコシステムを作り上げます。
しかし、現在では生活が都市化し、人々の木の利用に大きな変化が起こりました。それにより手入れされていない山林が増え、植生の多様性が失われるなど、かつての里山環境が急速に変化してさまざまな生物に影響を及ぼしています。
「富田林の自然を守る会」は、貴重な自然が残るこの一帯を次世代に残していこうと1989年、富田林市内の仲間数人とともに設立。1993年から保全活動に取組んでいます。
富田林外の方や、会員でない方でもイベントに参加できます。里山の自然の中でひとときを過ごしませんか?
下記表【今年度の行事予定(参考)】の予定は変わることがあるので、各月の行事をクリックして確認下さい
富田林の自然を守る会は里山の保全、市街地に点在する自然の保護、石川の保全など市内全体の自然を視野に自然保護・保全の活動に取り組んでいます。里山保全活動は会の中心的な活動となっています。
富田林市は「富田林の自然を守る会」をはじめ市内の自然に関わる諸団体で構成する「富田林の自然を守る市民運動協議会」の事務局を農とみどり推進課に置き種々の活動を進めています。
奥の谷の小屋(通称「みかん小屋」)などに宿泊して以下のようなワークキャンプを実施し、里山保全の活動を実施しています。
以下の講座などの一部を受け入れています。また、提携団体として日常的に相互に協力して活動しています。
講座の一部を受け入れています。また、講座修了者で作る「里山保全部会」が毎月1回の自然を守る会の活動(里山保全作業)に参加しています。
近鉄 滝谷不動駅から奥の谷への写真付きの案内記事